22/06/2025
夢町座名画上映会お知らせ
謹啓、平素は当館へお越し頂き大変ありがとうございます。
夢町座名画上映会の7月は『帝銀事件―死刑囚―』を上映します。
昭和100年の流れの中で戦後最大のミステリー事件とされ未だに解明できないでいる未曽有の大事件がありました。東京豊島区の帝国銀行椎名町支店に一人の男が現れ、「近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んで下さい」と銀行員たちに液体の薬を飲ませるのですが、実は、これは毒薬で行員たちはバタバタ死んでいきます。男は、大金を奪って逃走したという事件です。
平沢貞通という画家が容疑者として浮かび逮捕され、その後、数年の裁判ののち最高裁で死刑が宣告されました。しかし、これは“冤罪”ではないかと世論・マスコミが動きだします。凶器の毒薬の線から、あの731部隊に関係しているのではないか。GHQの影もちらつき捜査は迷走を続けます。真犯人は藪の中という非常に不思議な事件です。これを、当時日活にいた俊英熊井啓監督が監督した作品です。古い作品ですが“冤罪”というテーマそのものが非常に骨太の社会性を持ち、かつ、“現代性”を有しています。
この度、「映画で知る日本近代史シリーズ」と銘打ち、特に、若い世代にも、ぜひ、観て頂きたいと思い上映いたします。
ご来場をお待ちしております。
詳しいことは添付の広報チラシをご覧ください。
上映期間 7/12(土)~7/19(土)まで