08/05/2026
11年前の投稿をお借りします!
横川シネマでは、明日からの1週間(5/9-15)、12:00から青原さとし監督『中国山地 牛と人風土記』を、14:50から今井友樹監督(山下徹二郎監督と共同)『森に聴く』を、それぞれ上映してます。
お二人とも民族文化映像研究所のご出身ということで、2015年に同じく民映研出身の柴田昌平監督を含めた御三方の特集上映で登壇いただきました。こうやって新作でまたご一緒できるのは、本当にありがたいです。
広島在住の青原さとし監督の声掛けで「民映研大同窓会」なるイベントが開催されました。
広島市の横川シネマで、青原さとし監督作品「芸州かやぶき紀行」と柴田昌平監督作品「千年の一滴 だししょうゆ」と今井友樹監督作品「鳥の道を越えて」の上映に合わせてのイベントです。青原さとし、柴田昌平、今井友樹、三名の監督は全員が民映研出身者です。柴田、今井両監督が舞台挨拶を行うチャンスに、三名でトークショーを行う。コーディネーターには中国新聞社の論説主幹 佐田尾信作氏。民映研作品を代表して「イヨマンテ」を上映。
民映研で多くの人材が育っています。姫田さんを師と仰ぐ人もいます。でも民映研所長 姫田忠義は積極的に己が培ったものの継承者を育成するということはしない人でした。特に本人が弟子と認める人もいません。自称弟子な人はたくさんおられますが。
そんな中で、民映研出身監督3名、青原、柴田、由井、それに今年から今井が加わり4名が民映研を飛び出して大いに監督として活躍し民映研スタイルを内包した作品を世に送り出しています。
民映研スタイル。これの定義を難しいのですが、各作品を観ると感じられる民映研作品が持つテイスト。それぞれに、何処かに、なにかしら、それが、ある。4名それぞれ民映研に育ち、姫田さんを尊敬しながらも批判も持ち、民映研作品を乗り越えて行く。他の若手監督の作品とは明らかに違うテイストが含まれている事を、民映研作品にどっぷりと浸かった者には見えてしまうのかな。
初代アチックフォーラム運営者、というかアチック育ての親である小林久美さんが山口県光市から駆けつけ、「大同窓会」を名乗っているので不肖代表小原も東京から参加。佐田尾さんに上手くリードされて三監督のトークは面白く展開しました。由井英監督は次回作完成間近の筈で参加出来なかったのが残念ですが、このメンバーが一同に会するのも奇跡的でもあります。
例年は民映研40周年ですから、このようなイベントを計画してみましょうかと思う広島行でした。 民映研代表 小原信之
写真は左から 佐田尾信作さん、柴田昌平、小林久美、青原さとし、今井友樹、小原信之